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透析療法と合併症

腎不全とは、腎臓機能が極度に低下した腎臓病を言い、急性の症状を「急性腎不全」、慢性の症状を「慢性腎不全」と呼びます。
腎不全では、急性・慢性問わずに「透析療法」が必要となり、急性腎不全は「利尿期」と呼ばれる、尿が排泄される様になるまでの期間、そして慢性腎不全では、ほぼ一生涯において行なうのが普通です。

腎臓という器官には、「代謝機能」「排泄機能」「分泌機能」といった多様な役割があるため、透析療法のみで全てを賄うことは不可能で、あくまで体液成分の量とバランスを通常の状態に保つのが透析治療の役割です。つまり、自分の腎臓の代用となる様な優れものという訳ではないのです。

海外では「腎臓移植」もポピュラーになりつつありますが、国内においては腎不全の治療と言えば、まだまだ「透析療法」がメインです。しかし、透析療法には合併症が伴うことが知られており、特に10年や20年といった長期に渡って透析療法を続けていると、このような合併症の危険性が高くなります。

例えば、長期の透析療法を行なうに際して、合併症として挙げられる症状には、「動脈硬化症」「貧血」「腎性骨症」「透析アミロイドーシス」「不均衡症候群」などがあります。

これら症状は、しっかりした食事療法を行なうことにより、ある程度は防ぐことが出来るとされていますが、大きな効果は期待できませんので、少しでも身体に異常を感じられたら、極力早く掛かり付けの医師に診察して貰うのがベストです。
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