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人工腎臓〜腎臓病の治療

腎臓の働きとして、「体内の水分量と成分の調整と維持」「老廃物・代謝物・薬物の排泄機能」「ホルモン(エリトロポエチン)の分泌」などが挙げられます。これら機能をフルに活用して、「尿の生成」「赤血球を生成するホルモンの分泌」「血圧調整」「活性型ビタミンDの生成」などが行なわれています。

しかし、腎臓病を患って腎臓機能が低下してしまった場合には、これら腎臓の働きが望めなくなり、たとえ透析治療を行なっても機能回復は困難なのです。


そこで最近、「腎臓移植」と共に期待されているのが「人工臓器」です。
人工臓器には、「人工心臓」だけでなく、「人工肺」「人工関節」「人工骨」、そして「人工腎臓」があり、本来の臓器の機能を代用するというものです。

もし人工腎臓が今より発展すれば、「透析治療」以上の有効な腎臓病対策となるなど、様々な期待が寄せられていますが、やはり本物の腎臓には及びません。現状において人工腎臓が代用できるのは「血液の毒素や水分を体外に排泄する尿生成の働き」のみです。

確かに「血液透析(HD)」も、人工腎臓には変わりないのですが、まだまだ不都合が多い治療法です。血液透析では、週に2〜3回、1回4〜5時間という透析時間を要し、血液中の毒素をセロファンの一種である「透析膜」を通過・拡散させることで除去するというものです。
腎臓機能が50%以下まで衰えた「腎不全」の人の場合も、通常の人達と同じような生活スタイルを維持できると言われる腎臓病の治療法です。
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